貸金業者は、貸金業法に基づいて、二以上の都道府県の区域内
に営業所又は事務所を設置する場合は内閣総理大臣(財務局)
の、一の都道府県の区域内の場合は都道府県知事の登録を受
けなければならない。無登録で営業している闇金融は貸付けそ
のものが違法行為として処罰の対象となる。しかし、近年は財務
局に比べ、登録審査基準の甘さをつくように都道府県登録の申
請、特に東京都に登録して正規事業所としての実態がない業者
もあり、「十日で一割」ならぬ「東京都知事(1)第XXXXX号」(=
貸金業登録番号)から"トイチ"業者といわれている。このような業
者は、主としてスポーツ紙や夕刊紙で広告することが多い。
1970年代頃は、サラリーマンを対象にした業者が多いとして「
サラ金」(さらきん、「サラリーマン金融」の略語)、あるいは市街
地(街中)に営業所があることから「街金」(まちきん)と呼ばれ
ていた。しかし、1980年代頃からは、女性(OLや主婦)や自営
業者などの契約も多いとして、「消費者金融」の名称がよく使用
されるようになった。その背景には、過剰な融資や高金利、過
酷な取り立てにより、「サラ金地獄」という言葉がたびたび使わ
れるようになって、「サラ金」のイメージが著しく悪くなったことか
ら、業界が新たな名称として「消費者金融」の使用を押し進め
たことがある。なお、「サラ金」の呼称以前に1960年代頃は「
団地金融」や「勤人信用貸」(つとめびとしんようがし)という呼
び方もあった。
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